
オハユニ71
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オハユニ71はオハ71から改造された郵便荷物三等合造車でした。被災度の少ない車両から復旧されたオハ71-500番台を使ったため設備もそこまで劣悪でなく客扱いとして長く活躍しました。また、非電化の吾妻線に乗り入れていた準急草津の控車として、C11と80系電車の間につながれていたことも有名です。ちなみに、長野原線にいたタイプはオハ35型改造型、およびスハ32(一部溶接)改造タイプだったようです。
Aタイプ(リベット構造のスハ32種車)、Bタイプ(溶接構造のスハ32種車)、Cタイプ(オハ35種車)の3タイプをご用意しております。
1946年、太平洋戦争を終えた日本の鉄道事情は散々なものでした。しかし時代は戦後復興。軍、貨物優先だった戦時下と対照的に旅客需要が伸び続け、戦火を逃れた車両たちを総動員してもとても賄いきれませんでした。そんな中、運輸省は終戦翌年の年より戦災で焼失した客車や電車の使える部品を流用した“戦災復旧客車”の製造を開始しました。これが70系客車です。本系列はとにかく量産することを主眼に置かれたため、簡素な設備ながら様々なバリエーションが存在しました。やがて50年代になると、劣悪な設備を持つ70系客車は荷物車に改造され諸設備を追加されて活躍します。60年代からは10系客車やマニ60の増備に追われ、69年までには全車が救援車などに改造されるか廃車となりました。救援車となった車は長く車両基地の片隅に佇んでいましたが、 国鉄末期の車両整理事業で多くが解体。 唯一残ったスエ78 15も2007年に廃車となりました。
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