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オハフ31(オハフ34180)
¥2,500 税込
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本キットはオハフ34180由来のオハフ31のキットとなります。台車と床下機器、表記インレタ、及び近代化改造部品は別売となります。
1937年12月27日、鹿児島発門司行準急12レが小倉付近で3両目から出火し、3両の客車が全焼する事故がありました(原因は乗客のセルロイド玩具材料にタバコの火が引火したこととのこと)。この時焼失したのがナハ22000形客車2両とナハフ25000形客車でした。おりしも当時、木造省電が鋼製化改造される中、木造客車の鋼製化の試験も兼ねてこの焼失した車両の台枠を流用して半鋼製客車が新造されました。ナハ22000形を鋼製化したのがオハ30(オハ31980)
側面の窓配置は種車のレイアウトを踏襲していますが寸法はスハ32系客車のものでした。しかし、それ以外の構体設計は製造当時、小倉工場でも量産中であったオハ35系のそれが流用されノーシルノーヘッダーのすっきりした外観でした。車内設備は種車のものが流用されたようです。結果的に、基本構造はオハ35系、窓寸法はスハ32系、窓配置と車内設備は木造客車という極めて特異な形態の客車となりました。
竣工時には鳥栖区に配置。戦前は鹿児島本線の増結車として活躍。戦時中の1945年に空襲で被災し、廃車となったようです。
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