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おちぶれ荷物列車~1・2列車のなれの果て~ 1-003

¥15,000 税込

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 本セットには、大型3AB荷物車のマニ29500のうち、展望車オイテ27000、一等寝台車スイネ27150、二等寝台車スイネ27300(大正10年製造グループ、及び大正12年以降製造グループ)、食堂車スシ27700、二等車スロ27900から改造されたグループが1両ずつ、計6両含まれます。
本キットには、車体、屋根、床板、台枠表現、TR71台車、ベンチレーター、蓄電池箱、幌パーツが含まれます。車輪と連結器、白文字表記類は別途ご準備ください。(白文字表記とは荷物車の"荷物"表記、車掌室の"車掌"標記、車番などをさします)

 特別急行1・2列車は明治45年に新橋~下関間に運転を開始した。それ以来、1・2列車は豪華な設備を備え、客層も富裕層や貴族、要人に限られていた。大正末期、その伝統を受け継いで1・2列車向けの大型3AB客車が新造された。しかし、活躍の時期は短く、昭和初期に鋼製車が新製車の主流になると1・2列車の運用からは引退し、三等車や荷物車に改造されて活躍するようになった。
 1・2列車は展望車、一等寝台車、二等寝台車、食堂車、二等車のみで編成された豪華な編成だった。前述の列車の性格もあり、1・2列車に充当されていたような車両はそのまま急行列車や普通列車に充当するには不都合があった。そこで、1・2列車の任を解かれた車両は、その車体の大きさと輸送力を見込まれ、三等車や荷物車に格下げ改造されて活躍することになった。そのようにして誕生した荷物車はマニ29500に編入され、マニ29500の中でも当初から荷物車として製造されたグループとともに活躍した。そのような経緯もあり、マニ29500は各車特徴的な形態を持ち(特に展望車改造の車は展望デッキをそのまま通常デッキに改造したため見た目の差が特に大きい)マニアとしては大変魅力的な荷物車であった。
 本セットは、このよう大型木製3AB客車のなれの果ての姿の荷物車のセットである。

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