

宅扱い貨物列車セット
¥33,000 税込
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本キットは宅扱い貨物列車の編成のセットです。キットには、ワムフ1、ワキ1(1~50タイプ)、ワキ1(51~140タイプ)、ワキ1(141~290タイプ)が各々2両ずつ、ワ50000/ワフ50000の3扉と4扉タイプが1両ずつの計12両が含まれます。ワ50000/ワフ20000向けのTR11台車、連結器、車輪が別売パーツです。(ワキ1/ワムフ1向けのTR24はセットに含まれます)
セット内に含まれる車種同士(ワ50000→ワキ1(141~290タイプ)、ワキ1(141~290タイプ)→ワキ1(51~140タイプ)、など)でしたら、オプションから車種変更が可能です。両数は変更できません。
1926年に特別小口扱い貨物として誕生、32年に宅扱と改称された鉄道省提供の貨物輸送サービスは、現在の宅急便の先駆けともいえるものでした。当時、貨物を輸送するには基本的に大口輸送か小口輸送かの二択でした。大口輸送は貨車を自前で準備するシステムでシンプル。しかし小口貨物は極めて複雑な輸送体系と運賃体系であり、不便を極めていました。そこで宅扱が登場です。運賃を単一等級制とし計算を簡易化。さらに集荷/配達を含めた戸口から戸口まで輸送するというまさに宅急便の精神そのもののサービスでした。そしてそれに合わせ宅扱専用の専用の急行貨物列車、”急行宅扱貨物列車”が設定されるように。これは高速性と定時性を主眼に仕立てられた急行貨物列車であり、まさに戦前のスーパーレールカーゴといえる列車でした。
さて、そんな花形高速貨物列車にはワキ1という専用貨車が割り当てられました。しかし、次第に需要の急増にワキ1の増備ではこたえられなるように。そこで高速走行が可能な電車を改造して貨車にする案が浮上。こうして誕生したのがワ50000/ワフ20000です。ワ50000/ワフ20000は、塗装こそワキ1と揃えられていたものの、種車が16m級木造電車であったため、ダブルルーフ、木造車体、トラス棒装備のスタイルでした。これらは当時最新の貨車であったシングルルーフ、鋼製車体の13m級ワキ1の専用貨物列車編成の中に混結されて運用されました。見た目にはとても面白い編成であったろうと思われます。ちなみに、牽引機は電化区間ではEF51、非電化区間ではC51が担当。急行旅客列車並みの最高速度で運転されました。
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