2021/10/03 22:55

17m級の鉄コレ動力TM-07Rを、16m級電動車のデハ6340系列に組み込んでいこうと思います。


まず、動力ユニットの両端を車体長に合わせカットします。

←after before→



次に、スペーサーを加工します。用いるのはSスペーサー。先ほどカットした動力ユニットの先端から0.5mmくらい引っ込む位置でカット。取付用の棒にもかかるのでこれもカット。

棒が差し込めなくなるので、瞬間接着剤で接着してしまいます。

←before after→



次に、トラス棒と床下機器をくっつけていきます。パーツ類はトレーラー車と同じものを用います。

まず、外側のトラス棒をユニットの外側にべた付けします。この時、ユニット下側がトラス棒の厚み分膨らみますが、この膨らみが車体を保持します。ので、なるべくまっすぐに接着。

次に、床下機器をユニットにくっつけます。ユニットと干渉する場所をカットした上で、先にくっつけたトラス棒を基準に、トレーラー車の台枠パーツを参考にしながら位置決めをしてくっつけていきます。瞬間接着剤おすすめ。

台車レリーフは動力ユニットにDT10が付属しているので、製品の説明書通りに台車に差し込みます。



最後に、連結器ユニットをスペーサーの先に接着します。


これでユニットの加工は終わりです。


最後に車体を被せたら完成です!

この方法で動力化できる車種は、デロハ6130、デハ6250, 6280, 6285, 6300, 6310, 6340, 23400、デハニ6450, 23850、デユニ33850、デニ6450、阪急90系です。


ぜひお試しください!


※この記事の内容は個人による、工作手法の一例です。高度な技術が必要とされる非公式な改造手法ですので、動力メーカー様への問い合わせ、苦情などはお控えいただき、自己責任での加工をよろしくお願いいたします。