2021/11/09 01:13

 今回は、電車先頭部のカプラーを作っていきます。中間部は堅実性から台車マウント式のKATOカプラーを使っていますが、見かけに難があるので先頭部に使うのはキツいです。しかし、先頭部は連結機会も少なく、木製電車は長編成になることもないので堅実性は多少妥協できます。なので、きちんとした見かけをしつつ、それなりに連結機能もあるカプラーを目指します。




使うカプラーはこちら。KATOの車間短縮ナックルカプラー黒。カプラーポケットは電車キットに付属している部品を使います。

この図のように組み立てて、図中の青い部分にナックルカプラーの首が入るようにしてポケットのパーツを接着します。完成図は写真の通り。

この時、カプラーはポケットと接着はしません。ですが、無加工だとカプラーが上下逆になったりするので写真の赤い部分に1mm角棒を1~2mmにカットしたものを接着します。そうするとある程度動きが抑えられます。


最後に、ポケットを台枠の端に接着して完成です。
車体をかぶせるとこんな感じ。


簡単な作りですが、意外と外れることもなくr280くらいは曲がってくれますし、レンタルレイアウトで試走しても目立った不具合は起きていません。